リーチ5m…設備点検ヘビ型ロボット、NBKマーケティングが投入

NBKマーケティング(東京都港区、岡本英一郎社長)は、主力のプラント保守点検用機器・システムの販売・レンタル事業で、ハイボット(東京都品川区)の設備点検ロボットの取り扱いを24日から始める。リーチが5メートルあり、高所などの設備点検ができる設置式のヘビ型多関節ロボットアーム「フロートアーム=写真」のレンタル料が、特別に3月末まで最長5日まで1日48万円(消費税抜き)。ハイボット製品で3年後に売上高1億円を目指す。 ハイボットは東京工業大学発のロボットメーカー。配管設備やプラント、橋などの社会インフラのほか、航空機などの点検ロボットの開発に特徴を持つ。福島原子力発電所の調査にも採用された実績がある。 自走タイプのヘビ型ロボットに加えて、点検で収集したデータを蓄積し人工知能(AI)で分析するシステム「ハイボックス」なども提供する。 NBKマーケティングは石油・化学工場向けを得意とする機器商社。プラントのアナログ計器を自動計測・送信するシステムの販売が好調。設備点検保守関連の品ぞろえを拡充することで、同分野でユーザーの業務効率化と安全対策を支援する。

法人向けSIM「freebit mobile Biz」提供 eSIMなのでプライベート端末で使い分けられる

 フリービットは、1月16日に法人向け5G対応SIM「freebit mobile Biz(フリーモ)」を提供開始した。金額は全て税込み。  本サービスでは、プライベート用端末へビジネス専用の5G対応eSIMを導入可能。音声SIMプランは月3GB/528円からの4プラン、データプランは月50GB/3190円の計5プランを用意し、データ容量は毎月16日でリセットされる。初期事務手数料は3300円、通話オプションの「完全かけ放題」は1650円となる。  決済方法は各種クレジットカードのみで、本人確認(個人の確認)はeKYCのみ。販売SIM種別はeSIMまたは物理SIM(マルチカット)。プライベート端末にeSIMを追加すれば、端末を買い足すことなく使い分けられる。 ●音声SIMプラン(容量は毎月16日でリセット)・3GB:528円・5GB:814円・10GB:1210円・20GB:1628円●データSIMプラン(容量は毎月16日にリセット、昼間帯12時〜13時一律速度制限)・50GB :3190円 サービス開始を記念し、対象外通話やSMS費用などを除く月額費用と完全かけ放題が最大3カ月間無料になるキャンペーンを実施。4月30日までに申し込みした全回線が対象になる。手続きが完了した回線は自動で本キャンペーン対象となり、無料期間中に解約した場合は1カ月分の利用料金が発生する。

横綱・照ノ富士が現役引退の意向 優勝10回、序二段転落から再起も

大相撲の第73代横綱・照ノ富士(33)=本名・杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が現役を引退する意向を固めた。関係者が16日、明らかにした。 慢性的な両膝痛や持病の糖尿病に苦しんでいる照ノ富士は、3場所ぶりに復帰した初場所で序盤から苦戦が続いていた。初白星を挙げた2日目の13日には「自分の中でやれることをやって『ダメだったら……』という思いはあった」とも語り、進退を懸けた場所であることを自ら示唆していた。4日目の15日に2敗目を喫して2勝2敗となると、右膝と腰の痛みで翌16日から途中休場し、3場所連続の休場となっていた。 照ノ富士は2011年5月の技量審査場所で初土俵を踏み、初の幕内優勝を果たした15年夏場所後に大関に昇進。その後に左膝の故障に苦しんで大関から転落し、糖尿病の影響もあって休場を重ね、19年春場所には序二段まで落ちた。リハビリを経て再び番付を上げ、3回目の優勝を飾った21年春場所後に大関に復帰。同年名古屋場所後に横綱に昇進した。 優勝は通算10回。21年8月には親方になる条件の日本国籍を取得している。【岩壁峻】

【注目馬動向】リバティアイランドがドバイ国際競走に予備登録 第1希望は昨年3着のシーマCではなく…

2023年の3冠牝馬リバティアイランド(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)がドバイ国際競走(4月5日、メイダン競馬場)に予備登録を行ったことが1月17日、分かった。馬主のサンデーサラブレッドクラブが発表した。  第1希望がドバイ・ターフ(芝1800メートル)で、第2希望がドバイ・シーマクラシック(芝2410メートル)。昨年はシーマクラシックに出走して、3着だった。昨年末の香港C2着後は栗東近隣のノーザンファームしがらきへ放牧に出されている。 最新の記事

琴桜と熱海富士の一番で珍事 勝負がつく前に審判が手を上げる 「やり直し」に

◆大相撲初場所6日目(17日、東京・両国国技館)  大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と西前頭2枚目・熱海富士(伊勢ケ浜)の一番で珍事が起きた。熱海富士が寄っていったところで、琴桜が土俵際に詰まった。ここで、朝日山審判(元関脇・琴錦)が右手を上げ、足が出たとアピール。行司も熱海富士に軍配が上がった。だが、物言いがつき、協議した結果、琴桜の足は出ていないと確認。「やり直し」となった。熱海富士はやり直しを、きめ出しで勝利。琴桜は、5連敗。綱取りに臨んだ場所で、勝ち越しも危ぶまれる状況になってきた。

何げない日常に潜む日本文化~お寿司~

2013年12月にユネスコ世界無形文化遺産として和食(日本人の伝統的な食文化)が登録され、世界中で和食がブームとなっています。その和食ブームの代表的な存在ともいえるのが「お寿司」ではないでしょうか。ひと昔前まで「お寿司」は、お祭りや誕生日など人が集まる特別な日、いわゆるハレの日にしか味わえないご馳走だったような気がします。最近ではひと皿100円からと手軽に食べられるものとなり、ハレ晴れの日の特別なものという意識は随分と薄れてきましたが、それでもまだ私たちの意識の中には“お寿司は特別な日に食べるご馳走”という感覚は残っているようにも思います。日本が誇る伝統的な食文化「お寿司」ですが、その起源は日本ではないようなのです。 -お寿司の起源 お寿司の起源は、東南アジアでの魚や肉の保存食に由来するそうです。それが中国に伝わり、稲作文化と共に日本に伝わったのではないかといわれています。日本で最も古い文献に「すし」の文字があるのは、718年に成立した「養老令」で、その中の「賦役令」に【鮑鮓、貽貝鮓、雑魚鮨】という文字が見られます。養老律令は現存せず「令義解(養老律令の解説書)」に大部分が伝えられていますが、701年に成立した大宝令と養老令の内容は大差がないと言われているので、大宝令にも「鮨・鮓」という文字があったと思われます。奈良時代よりももっと前から存在していたということです。当時は、高貴な方の食べ物だったといいますから、文武天皇や藤原不比等、さらには天武天皇や持統天皇も食べていたのかもしれませんね。どのような味だったのでしょうか。想像するだけでワクワクします。 -お寿司の原型 以上のことからもお寿司の歴史はかなり古いことがわかりましたが、当時のお寿司は、私たちがイメージする、シャリにネタがのっているものではなく、魚を塩と米で発酵させた、いわゆる「熟(な)れずし」だったそうです。今でも、その原型を残しているのが滋賀県の名産「鮒ずし」。酢は使わず、ご飯は発酵させるために使い、食べるときにはそのご飯を取り除いていただきます。発酵によって独特な香りが生まれます。また、鮒ずしの歴史も古く、奈良時代の長屋王家荷札にも「鮒鮨」の文字が見られ、また、平安時代の「延喜式」の記載によれば、近江国筑摩厨(滋賀県米原市)から当時の朝廷に貢納されていたといいます。 -握り寿司の誕生は江戸時代後期 「なれずし」の形はかなり長い間続き、ご飯も一緒に食べるようになったのは室町時代だそうです。発酵の時間を短くした「なまなれ」が誕生し、保存食からご飯料理に進化しました。さらに、江戸時代になると「お寿司」は庶民も口にするようになり、江戸や京、大阪にも「すし屋」が登場します。そのころのお寿司は、ご飯に酢を混ぜ、その上に魚介類を乗せて落とし蓋をし、重しを置いて数時間後に食べるという「早ずし」というものです。そして江戸時代後期に「握り寿司」が登場します。当時の握り寿司は、今のようなひと口で食べられるサイズではなく、おにぎりぐらいの大きさだったと言います。握り寿司は「江戸前ずし」と言われるように、江戸で流行ったもので、京や大阪では、押し寿司や棒寿司などが主流でした。江戸前ずしに対し、押し寿司(箱寿司)、棒寿司、バッテラなどを総称して大阪寿司と呼ばれます。 -日本最古の寿司店 さて、日本最古のお寿司屋さんは、どこにあるかご存じでしょうか。奈良県吉野郡下市町にある「つるべすし 弥助」です。創業800余年の歴史を誇り、歌舞伎や人形浄瑠璃の演目「義経千本桜 すし屋の段」にその名が登場します。現在、「なれずし」は出されていないようですが、鮎寿司などを中心とした食事がいただけます。 筆者は、お寿司といえば思い出す出来事があります。筆者が通っていた小学校はなぜかお弁当だったのですが、ある日、母が朝から仕事でバタバタしていたので、お昼にお弁当を持って来ることになっていました。しかし、お昼に教室のドアを開けて入って来たのは、おかもちを持った寿司屋のおじさん。今では笑い話ですが、当時はとても恥ずかしい思いをしました。 お寿司の起源は、日本ではなかったようですが、保存食であった「なれずし」から、熟成期間を短くした「早ずし」、「押し寿司」、そして、新鮮なネタをのせて食べる「握り寿司」と変遷し、日本独自の食べ物として定着しました。「お寿司」というと、握り寿司をイメージする人が多いと思いますが、地方によっては、その土地ならではの郷土色豊かなお寿司があったりしますので、その種類はてとも豊富です。地方寿司を巡る旅をしてみるのも楽しそうです。 あまりにも有名な話なのでご存知だとは思いますが、「回転寿司」が世界で初めて誕生したのは昭和33年。東大阪にある「元禄寿司」です。この画期的とも言える大発明がなければ、今日のようにリーズナブルにお寿司を食べることができなかったかもしれませんね。

東京の人気グルメエリア トップ 10

東京には、美味しいレストランやカフェ、バーなどが集まったエリアがたくさんあります。食べ歩きにおすすめの地区、特別な日に訪れたいお洒落ストリート、ふらっとひとりで立ち寄りたい飲み屋街など、スタイルに合わせて選び放題。下町グルメや、魚、肉、エスニック料理など、食べたい料理で目的地を選択するのもいいですね。歴史風情漂う地区から、話題のグルメスポットまで、間違いなくおいしい食べ物に出会える、東京のグルメエリアをご紹介します。 1 築地場外市場 2018 年に場内が豊洲に移転しましたが、築地場外市場は今も健在。食のプロから観光客までグルメを求める人々で日々賑わっています。エリア内の店舗数は 400 軒以上。生鮮市場「築地魚河岸」の 1 階には小売店が 60 店舗ほど集まっており、鮮魚だけでなく調理器具から肉、野菜、加工品まで食に関するすべてが揃います。午前 9 時からは一般客も入場可能。同建物の 3 階の魚河岸食堂では、定食や海鮮など市場の味が楽しめます。生鮮市場周辺には、海鮮丼や寿司をはじめ、居酒屋やバル、ラーメンや蕎麦などを提供する多彩な店舗が集まってます。串に刺さった玉子焼きや練り物、大福やパンまで、小腹を満たす食べ歩きグルメも好評です。 所在地 : 東京都中央区築地 営業時間 : 店舗ごとに営業時間は異なりますので、ホームページ等で詳細をご確認ください。 2 有楽町ガード下 有楽町駅のガード下は、飲み屋街として有名です。サラリーマン御用達の大衆居酒屋だけでなく、女性も楽しめるオシャレなお店もあります。昭和の雰囲気漂うリーズナブルなお店で、ビールや日本酒片手に刺身や肉豆腐、モツ煮、焼き鳥、ポテトサラダなど定番おつまみを楽しみましょう。ワインやシャンパンを楽しめるバーやスペインバル、フレンチやイタリアンなどのビストロは、女性にも人気です。店内席でゆったりくつろぐのもよし、店外席で賑やかに飲むもよし、お好みのスタイルでガード下を堪能しましょう。 所在地 : 東京都千代田区有楽町 3 新大久保コリアンタウン JR...

東京、外さないピクニックスポット5選

桜のピークも過ぎ、道行く人の服装もだいぶ軽くなってきた今日このごろ。天気がいい日は外でランチでも、なんて考える人も多いのでは。ここでは、都内のおすすめの公園5つと、各園の周辺にあるテイクアウトの店を紹介。手作りの弁当もいいが、太陽光を浴びながら、ハンバーガーやクロワッサンのサンドイッチにかぶりつくのも最高だ。ケーキやコーヒーなど、ティータイムを公園で過ごすのもいいだろう。その日の気分に合わせて食べたいものをテイクアウトし、友人や家族とピクニックを楽しもう。 代々木公園 いまや東京で最も人気のあるスポットのひとつである代々木公園だが、その歴史は変化に富んでいる。たとえば日本初の動力飛行が行われた地であり、かつては観兵式が行われた練兵場として、また1964年の東京オリンピックでは選手村の本村として使用された。近年は東京の変わり者たちのたまり場になっており、ジャグリングからコスプレまで、様々なアクティビティの様子を見ることができる。 BONDI COFFEE SANDWICHESは、代々木公園から徒歩20分ほどの場所にあるカジュアルなカフェスタンドだ。シドニーで最も流行に敏感なエリア、ボンダイビーチからインスピレーションを受け、のんびりした雰囲気で陽気なスタッフが迎えてくれる。行けばあっという間にオーストラリアにいる気分を味わえるだろう。インスタグラム映えするスペシャリティコーヒー、スムージー、サンドイッチ、作りたてのパンは、ピクニックにはぴったりだ。 続いて紹介するのは、代々木八幡に抜ける西門のそばにあるARMS PARK SIDE BURGER SHOP。アメリカのクラシックなハンバーガーショップからインスパイアされたカフェだ。自家製ハンバーガー、サンドイッチ、ホットドッグ、サラダ、ケーキなど、幅広いメニューから選ぶことができる。 世田谷公園+NOZY COFFEE 親子連れが集まる世田谷公園には、屋外プール、テニスコート、遊び場、子どもや犬も走り回れる広大なオープンスペースなどが配備されている。さらに、毎週水曜日には公園内を1周できるミニSLが走り、本物の蒸気機関車(D51)も展示されているという充実ぶり。 公園に出かける前に元気を出したければ、東京で最もインディペンデントなコーヒーロースターのひとつ、NOZY COFFEEでカフェインを補給してはいかがだろう。飲食店経営事業を手がけるTYSONS & COMPANYとのコラボレーションによる原宿のTHE ROASTERYがより有名だが、NOZY COFFEEの本店は世田谷公園から1ブロック離れた閑静な住宅街にある。特定の生産地で栽培されたコーヒー豆から抽出するシングルオリジンコーヒーのみを提供しており、ラテ、エスプレッソ、シンプルなフレンチプレスから選べる。自宅でコーヒーを楽しむために、焙煎したてのコーヒー豆を買って帰るのも忘れずに。 有栖川宮記念公園+LUKE’S+AND THE FRIET 江戸時代に盛岡南部藩の下屋敷として使われていた有栖川宮記念公園は、ほかには類を見ない公園だ。広尾駅から徒歩2分、ナショナル麻布スーパーマーケットの向かいに広がる閑静な公園には、小高い丘、起伏に富んだ地形、渓流、池、雑木林、石や土の道などが造成されている。野鳥を観察できる絶好のスポットとしても知られる。梅やスイレンが花を咲かせる春の公園は特に美しい。 公園に向かう前に、ロブスターロールやクラブロール、クラフトビールで有名なLUKE’Sに立ち寄ろう。アメリカはメイン州でロブスタービジネスに携わっていたルーク・オールデンが、2009年にニューヨークのイーストヴィレッジで創業したシーフードレストランは、持続可能な漁業によって上質な材料を仕入れながら、シンプルで手頃な料理を提供している。日本第1号店は2015年春に原宿のキャットストリートにオープンしたが、いまだに長い行列が絶えない。それほど人目につかない広尾店では、混雑を避けることができ、広尾店限定の『グリルドロブスター』や『フライドロブスター』も味わうことができる。 同店の向かいにあるのは、脇役のフレンチフライに革命をもたらした、AND THE FRIET。本場ベルギーから輸入したものを含めた全6種類のジャガイモ、カット、自家製のソルトやディップから、好みのものを選んでフレンチフライを食す体験は、ほかでは味わえない。 芝公園+ル・パン・コティディアン...