USBハブ一体型のType-C充電ケーブルが登場 2ポート増設可能、ハブ単体としても利用できる

 サンワサプライは、ケーブルとUSBハブが一体となったUSB Type-Cケーブル『400-HUBC34』を発売した。ブラックとシルバーの2色展開で、価格は2,280円(税込)。  本ケーブルを使用すると、接続機器を充電しながらUSB Type-Cを2ポート増設することが可能だ。増設ポートの規格はUSB 3.2 Gen1とUSB2.0を各1口づつ採用。5Gbpsでの転送が可能なほか、USB PD(PD100W/最大出力92W)にも対応しているので、充電しながらUSB機器を使用できる。ケーブル長は1mで、ACに接続せずUSBハブ単体としても利用できる。  販売はサンワダイレクトのほか、楽天市場やPayPayモール、au Payマーケット、Amazonなど各ECサイトのサンワダイレクトを通じておこなわれる。

シリーズ誕生30周年記念の『G-SHOCK』が発売 懐かしの90年代カラバリモデルを再現

カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ『G-SHOCK』の新製品として、3連グラフィックとフロントボタンを持つラウンドフォルムが特徴の「DW-6900」シリーズ誕生30周年を記念した新モデル『DW-6900TR』を2月21日に発売する。メーカー希望小売価格は16,500円(税込)で、カラバリはブラック、レッド、イエローの3色だ。  『G-SHOCK』を代表する「アイコニックスタイル」のひとつ。なかでも「DW-6900」シリーズは、ブランドやアーティスト、環境団体など、これまでに100を超えるコラボレーションのベースモデルに採用されてきた。  『DW-6900TR』では、シリーズで初めて登場したカラーバリエーションモデル『DW-6900H』の色合いを再現しており、90年代の懐かしさがよみがえる。バックライト点灯時には「SINCE 1995」の文字が液晶に浮かび上がるほか、裏蓋にスターマークを30個レイアウトするなど、周年モデルならではの特別感も演出されている。  落ち着きのあるブラックに、上品なレッド、そして目が覚めるようなイエローと、どれも味わいのあるカラーが特徴の『DW-6900TR』。価格も手ごろなので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。

今やクルマは走るガジェットとして進化。エンターテインメントも重視する時代に

 これまで速度や積載量、デザインなど、移動手段や機能だけに目がいきがちだったクルマだが、現在、新たに注目されているキーワードがある。それが「エンターテインメント」だ。EVの特性を活かした車内のエンターテインメント化が急速に進んでいきた現在地を『東京オートサロン 2025』で実際に確認してきた。 CASEというビッグウェーブ  100年に一度の大変革期と言われる自動車業界。その変化の波のことを頭文字からCASEと呼ばれる。Connected(ネットワークに常時接続し車両や周囲の状況などのデータを活用する)、Autonomous(システムが人に変わって運転する自動運転技術)、Shared&Service(カーシェアリングなどの所有から利用への変化)、Electric(電動化)。それらの鍵になるのがソフトウェア技術になる。ここではそのConnected(以下、コネクテッド)に焦点を当てる。  それらのバックボーンとして「クルマのスマホ化」があった。2010年代にアップルカープレイやアンドロイドオートがきっかけで、インターネット通信技術を搭載した、IoT(Internet of Things)化のクルマをコネクテッドカーと呼び、様々なサービスを受けられるようになった。今までの外部から一方向に送られてくる情報とは違い、クルマからも発信する双方向のやりとりだ。  例えば万が一の時の緊急通報システムや自分のスマホと連動してあらかじめ空調の操作をしたり、鍵の開錠施錠などを可能としている。  そういった高度なシステムの採用でクルマに搭載されるECUの数も30個くらいから、多いクルマで100を超えるものも。それに呼応するようにソースコードの行数も増えており、1億桁を超えるのもあるという。なおこの1億桁というのはF-35戦闘機の2400万桁と比較しても相当に多い。  このようにもはやクルマは動くスーパーコンピューターになってきていると言っても過言でもない。コネクテッドモデルの代表としてアメリカのテスラ社があげられ、最新のモデル3は前後どちらのディスプレイもインターネット利用もでき、アプリなどで動画サイトの視聴も可能になっている。 異業種の参入が増える変革期 現在のクルマはIT化著しい。そして前出CASEのE、すなわち電動化もかつてない速度で増えている。オートサロンでは未出展だがソニー・ホンダモビリティのクルマ、AFEELA1(以下アフィーラ)も大きな変革期の象徴のひとつだろう。BEVの生産は生粋の自動車メーカーだけではなく間接的にクルマづくりに携わってきた、いわゆる異業種が自動車産業に参入するきっかけにもなっている。アフィーラは先進のソフトウェアと高性能なハードウェアをベースにモビリティの知能化を融合。従来のクルマの概念とは異なる新しいモビリティを目指した4ドアクーペ。2025年のCES(世界最大規模のテクノロジー見本市)では年内の発売を公表した。 静粛性を活かした室内空間の創出  そしてBEVの普及によるもうひとつの潮流はエンジンと違ってモーターで進むため、メカニカルサウンドが少ない。その高い静粛性を持つにいたった室内空間をどう過ごすか、つまり車内のエンタメ化といったカスタマイズも増えている。  昨年のオートサロンで初出展を果たしたパナソニック オートモティブシステムズが今年はブース面積を5倍にして再出展。同社はクルマを単なる移動手段としてではなく、生活に潤いのある豊かな空間として可能性を追求する。居ごこちや着ごこち、寝ごこちのように移動時の心地よさ、「移」ごこちを感じられる「世界一の『移ごこちデザイン』カンパニー」というビジョンのもと車両を展示していた。特にハイエースをベースにしたGranLuxeはエクステリアをイタリアの名門カロッツッェリア、イタルデザインとコラボするなど室内だけでなく第一印象にもこだわった。  インテリアは55インチの大画面ディスプレイが特長。ハイレゾリューション3D音響システムを採用しヘッドレストやルーフに設置された15個のスピーカーはまさに乗員を音楽で包んでくれる。ルーフの照明は映像とリンクし、輝度や色調が変化。加えてシートには同様に映像とリンクした振動機能も備わる、まさに移動する4D映画館なのだ。このキャビン全体をシステム開発することで観光やスポーツ観戦などのワクワク感を刺激し、質の高いおもてなしはもちろん、ビジネスシーンでも快適な第2のオフィスとして仕事の効率化とくつろぎの空間のためのコンセプトモデルとなっていた。  100年前、馬車からクルマに変わった時はその動力だけだったが、現代の変革期は異業種も参入する業界再編的な要素も持っている。このエンターテインメント化は今後、より加速していくことが予測されるので注目していきたいポイントだ。

都市伝説YouTuber・コヤッキースタジオが漫画『都市伝説が殺ってくる』とコラボ 描き下ろし漫画も第1巻に収録

 Cygamesは、マンガ配信サービス「サイコミ」で連載中の漫画『都市伝説が殺ってくる』の電子書籍第1巻の発売を記念して、登録者数130万人超えの人気都市伝説紹介チャンネル「コヤッキースタジオ」とのコラボを実施する。  今回のコラボでは、『都市伝説が殺ってくる』の作者・米田旦人氏とコヤッキー、とーやの対談を収録した動画コンテンツをサイコミ公式YouTubeチャンネルにて1月30日から公開。コヤッキースタジオのふありの“◯◯から脅迫!?”や “◯◯に霊!?”など、生々しい「身の危険を感じたエピソード」が楽しめる。対談の内容は「サイコミ」に関するあれこれを編集部が全力で届ける「サイコミコラム」でも公開される。  また、1月30日発売の『都市伝説が殺ってくる』電子書籍1巻の巻末には「コヤッキースタジオ」との特別描き下ろしコラボ漫画「都市伝説に殺られたくない」を収録。コラボ漫画では“◯◯から圧力!?”や “部屋から大量の◯◯が!?”など、動画では語られていないエピソードを収録している。

商業施設「ハラカド」TikTokを見て来た人が約3.25倍に! その秘密をキーパーソンに聞く

 ユーザーの興味や属性を元におすすめの動画が表示されるTikTokは、認知の拡大やファンを作るために欠かせないプラットフォームになりつつある。  2024年春にオープンした商業施設である東急プラザ原宿「ハラカド」はTikTok公式アカウント開設から1年で集客につなげることに成功した。  施設が開業する前に開設した公式アカウントのフォロワー数は1万人を超え、同じ規模のアカウントの約9倍に相当するエンゲージメント率を獲得している。認知だけではなくファンに支持されるアカウントをどのように作り上げたのだろうか。  TikTokの運用を担う株式会社Leading Communicationの水野新之助氏、「ハラカド」のSNSを担当する東急不動産株式会社の田澤光希氏にインタビューを実施。アカウント運営の裏側を聞いた。 ハラカドのTikTokアカウントが軌道に乗るまで ーー今回、「ハラカド」のオープンにあたり、TikTok公式アカウントを開設した背景について教えてください。 田澤光希(以下、田澤):TikTokは10代から30代までの若い人たちへの影響力が高いので、東急不動産の商業施設でもTikTok公式アカウント運用に力を入れ始めています。そのため、2023年から東急プラザ銀座店の公式アカウント運用をLeading Communicationさんにお願いしていました。Leading Communicationさんは、制作してきたコンテンツの実績が多いですし、インフルエンサーさんも所属しています。取り組みの幅が広い点に魅力を感じていました。  さらに、一緒に仕事をさせていただくのに心強かったのが、「ハラカド」の6階に「ハオハオチー」というカジュアル中華ダイニングの出店が決まっていたことです。テナントさんとしての目線でも、施設の魅力や改善点を考えていただけるかなと期待して依頼しました。  ーー商業施設としてのブランディングを考える際に同じ方向を向いて戦略を練れそうですね。Leading Communicationさんは、どのようにTikTokのアカウントを作ろうと考えたのでしょうか? 水野新之助(以下、水野):20代後半から30代前半をターゲットとして施設を作っていると聞いたので、その店に行きたくなるユーザーを考えるところから打ち合わせを始めました。結果、原宿で働いている人、カップル、クリエイター、インバウンド観光客の4つのグループがメインの客層だと仮説を立てました。また、彼らは、映像作品にも厳しい目を持つユーザーだと想定し、動画のクオリティも意識しました。  たとえば、動画は一眼レフで撮影していますし、テロップのフォントには明朝体を使用して、さらに文字も小さくしています。テナントさんはそれぞれインパクトがあるので、そのままの迫力や魅力を伝えられるような演出と編集を行なうように心がけています。 田澤:水野さんのチームに作っていただく動画はわかりやすくてリッチなんですよね。最近投稿した「23時までやってるよ ハラカドで夜飲み」という動画があります。

リーチ5m…設備点検ヘビ型ロボット、NBKマーケティングが投入

NBKマーケティング(東京都港区、岡本英一郎社長)は、主力のプラント保守点検用機器・システムの販売・レンタル事業で、ハイボット(東京都品川区)の設備点検ロボットの取り扱いを24日から始める。リーチが5メートルあり、高所などの設備点検ができる設置式のヘビ型多関節ロボットアーム「フロートアーム=写真」のレンタル料が、特別に3月末まで最長5日まで1日48万円(消費税抜き)。ハイボット製品で3年後に売上高1億円を目指す。 ハイボットは東京工業大学発のロボットメーカー。配管設備やプラント、橋などの社会インフラのほか、航空機などの点検ロボットの開発に特徴を持つ。福島原子力発電所の調査にも採用された実績がある。 自走タイプのヘビ型ロボットに加えて、点検で収集したデータを蓄積し人工知能(AI)で分析するシステム「ハイボックス」なども提供する。 NBKマーケティングは石油・化学工場向けを得意とする機器商社。プラントのアナログ計器を自動計測・送信するシステムの販売が好調。設備点検保守関連の品ぞろえを拡充することで、同分野でユーザーの業務効率化と安全対策を支援する。

法人向けSIM「freebit mobile Biz」提供 eSIMなのでプライベート端末で使い分けられる

 フリービットは、1月16日に法人向け5G対応SIM「freebit mobile Biz(フリーモ)」を提供開始した。金額は全て税込み。  本サービスでは、プライベート用端末へビジネス専用の5G対応eSIMを導入可能。音声SIMプランは月3GB/528円からの4プラン、データプランは月50GB/3190円の計5プランを用意し、データ容量は毎月16日でリセットされる。初期事務手数料は3300円、通話オプションの「完全かけ放題」は1650円となる。  決済方法は各種クレジットカードのみで、本人確認(個人の確認)はeKYCのみ。販売SIM種別はeSIMまたは物理SIM(マルチカット)。プライベート端末にeSIMを追加すれば、端末を買い足すことなく使い分けられる。 ●音声SIMプラン(容量は毎月16日でリセット)・3GB:528円・5GB:814円・10GB:1210円・20GB:1628円●データSIMプラン(容量は毎月16日にリセット、昼間帯12時〜13時一律速度制限)・50GB :3190円 サービス開始を記念し、対象外通話やSMS費用などを除く月額費用と完全かけ放題が最大3カ月間無料になるキャンペーンを実施。4月30日までに申し込みした全回線が対象になる。手続きが完了した回線は自動で本キャンペーン対象となり、無料期間中に解約した場合は1カ月分の利用料金が発生する。